体幹トレーニングとは ~言葉は流行っても意外に説明できない件~
体幹トレーニングって何ですか?
日本大百科全書では
「体幹筋、とりわけ脊椎(せきつい)や腰骨と連結している筋肉を鍛錬すること。」
と説明されています。
では「体幹」ってどこなの?
インターネットで検索をすると、
「体幹とは身体の中心です」
「頭、腕、脚を除いた胴体の部分です」などと説明されています。
それでピンと来ますかね??
正直曖昧すぎてピンとこない方も多いかと思います。
SOーKENで定義する体幹とは
ずばり
「骨盤、股関節、脊柱、肩甲骨とその骨についている筋肉」です。
どうですか?定義がはっきりしていませんか?
ただ、その骨盤、股関節、脊柱、肩甲骨がイメージできていなかったら
体幹はイメージできません。
要するに
「体幹を理解するには骨を理解する必要がある」
ということになります。
以下に図で示します。
四角で囲われている、コレが体幹の場所です。
では体幹をトレーニングするとどうなりますか?
体幹トレーニングをするとダイエットになります。姿勢が良くなります。
スポーツだと競技能力が上がります。
など、一般的に理解されていることかと思います。
体幹何チャラダイエット(怒られちゃうかな笑)とか
体幹トレーニング系の本やネット上の記事、雑誌はたくさんありますね。
最近ではAI(人工知能)が体幹トレーニングの方法を教えてくれます。
はたしてそれで成果が出た人はどの程度いますか?
本を買ってそれをコツコツ続けて効果が出た人はどの程度いるのでしょうかね?笑
倒れるだけで腹筋、ワ〇ダー〇ア とか 笑
体幹や、体幹トレーニングという言葉がこれだけ世に出ていて、本も出ていても
あまり目に見えた効果を感じられる人が少ないのは
言葉だけで体幹に対する理解がない
ことが理由だと思います。
では、体幹トレーニングはどんなイメージでしょうか?
きつい、辛い、苦しい
というイメージがないですか?
このようなイメージの方は、体幹をまだ理解していないということになります。
体幹とは骨盤、股関節、脊柱、肩甲骨なので
それらをトレーニングするということは、それらを動かしやすくするストレッチだったり
比較的強度が低く誰にでも出来るエクササイズ(SO-KENでは関節エクササイズと呼んでいます)も体幹トレーニングになります。
ですので、必ずしも敷居の高い、運動に慣れている人だけが行うトレーニングではありません。
SOーKENで行っている体幹トレーニングの一つである関節エクササイズを二つ紹介します。
【ドッグ&キャット】
四つん這いになり骨盤、股関節、脊柱、肩甲骨(=体幹ですね)を目一杯動かしていきます。
【キックバック】
四つん這いになり、片脚をまっすぐに伸ばし後ろへ蹴るような動きをしていきます。
このときに頭の先から踵までを一直線(体幹を固定したまま股関節だけを動かす)にすることがポイントです。
やってみるとわかるのですが関節の可動域の狭い(かたい)方は動かすのが難しいと思いますし、そもそもの動かし方がわからない方が多いと思います。
そういう方はトレーニングで筋肉を鍛える目的でなく、まず柔軟性を上げるためのストレッチを優先する必要があります。
以前、姿勢の話をさせていただきましたが、
姿勢を構成する要素として柔軟性は直接的な影響をおよぼします。
まず骨盤、股関節、脊柱、肩甲骨(体幹)の柔軟性を高めること。
柔軟性の次に、身体操作性(動かし方)を高めること。
自分のカラダを自分の思い通りに動かすことは体幹トレーニングをする上でかなり重要になります。
柔軟性があっても目一杯柔らかさを生かせなければ望んでいる変化は出てきません。
柔軟性があり、関節の範囲を目一杯動かせるようになったら、次に負荷をかけていく
この流れがSO-KENの考える体幹トレーニングです。
この作業を繰り返していくと、自分のカラダへの理解が高まり
ちょっとした変化に気づくようになります。
結果的にお腹周りがすっきりしたり、姿勢が良くなり、肩こりや腰痛がなくなるといった効果が感じられるようになります。
今回の話をまとめると
〇体幹とは=股関節、骨盤、脊柱、肩甲骨とそれについている筋肉
〇体幹トレーニングとは=体幹の柔軟性を高め、自分の思い通りに動かせるようになること。
負荷をかけたトレーニングは優先度としては低い。
今回使用した写真は実際にSO-KENで行っている体幹のトレーニングの風景や、出張での様子です。
肩こりや、腰痛等にお困りの方、運動に不慣れな方、ダイエットをしたい方は一度
SO-KEN独自の体幹トレーニングをお試し下さい!
最後までお読みいただきありがとうございました。
SO-KEN代表 石田
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